熱中症予防は、夏本番前が大切🔥
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こんにちは!
池田動物病院 成城通り病院です🏥
動物たちも過ごしやすい、爽やかな5月に入りましたね🌿
でも、来週からは夏日が続くそうです🔥
気温や湿度の上昇とともに、ワンちゃんやネコちゃんも「熱中症」のリスクが高まります。
熱中症が最も起こりやすいのは1年で最も気温が高い7月から8月だと思いがちですが、熱中症自体は梅雨入り前から発生しています。
中でも5月は、梅雨の時期や真夏に比べるとそれほど暑くなく、湿度も低いため、つい油断してしまいます。
真夏の猛暑時よりも《今》の季節の注意が必要です😎
◆熱中症のサイン!こんな症状に注意してください。
・呼吸が荒く 口を開けてハアハアしている
・グッタリして元気が無い
・よだれが多い
・ぼんやりしたり、フラフラしている
・嘔吐や下痢
これらの症状がみられたら、すぐに涼しい所に移動して水を与え、動物病院に連絡をしてください。
◆特に注意が必要な場面
・車内での待機…たとえ短時間であっても大変危険です!
・散歩の時間帯…お散歩は、早朝の涼しい時間帯や日が暮れて地面が冷えてきてからがオススメです!
・エアコンを使わない室内…動物たちが過ごす部屋の風通しや温度管理には要注意です!
・短頭種、高齢、肥満のワンちゃんやネコちゃんは特に要注意です!
◆予防のポイント
・暑い時間帯には連れ出さない
・新鮮なお水を常に用意しておく
・お散歩の時は、日陰や風通しの良い場所で休ませる
・留守番中は、エアコンを必ず使用する
・お散歩は、気温が低く地面の温度が下がる時間帯を選ぶ
「熱中症」は命に関わる危険な病気ですが、飼い主さまの「ちょっとした気遣い」で守ることができます。
そして、少しでも早く気付き、適切な対応をすることがとても大切です。
熱中症のような症状があったり、少しでもご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。